Rebornサンダルの効果を実証するさまざまな研究が行われています。
※掲載論文や研究結果は一部です。
少年スポーツ選手における足部形態・機能の形状と草履サンダル着用による効果について
草履サンダル導入により、足圧中心が前方に変移し、浮き趾が改善される傾向にあったほか、立ち幅跳びの記録が向上した。また疾走フォームも着用により、足の着地位置がやや前方から身体の真下近くになり、足が後方に流れず、前傾姿勢も認められることが示唆された。
宮口和義
幼少年期における運動遊びの大切さ
導入から4ヶ月後、重心動揺が小さくなった他、足裏設置面積も小さくなり、土踏まず形成が観察されました。また、猫背の矯正、骨盤の前傾化などの姿勢変化、足関節周りの菌活動増大、ヒラメ筋張力の増大等が見られ、姿勢・運動の安定化につながることがわかりました。
宮口和義
競技選手における日常での草履サンダル着用の効果について
〜シャワーサンダルおよび樹脂製サンダルでの歩容との比較を踏まえて〜
日常の草履サンダル着用は競技選手の浮き趾や側圧分布を改善する上で有効であることがわかりました。 →3ページの3.結果 (1)草履導入前後の足圧分布の比較 (2)草履と他の履物との歩容比較
2017年 宮口和義、村山孝之、宮口貴義、池岡昂紀
中高齢女性における草履式鼻緒サンダルの着用効果
地域在住の40歳から81歳までの健常な中高齢女性22名に6ヶ月間、日常生活で草履を着用してもらったところ、設置面積の減少及び側圧中心位置の矢上(前方)偏位が認められ、足部携帯に変化がみられるものも多く、草履着用による足部機能改善の可能性が示唆されました。
平成31年3月 宮口和義、山次俊介(石川県立大学研究紀要第2号掲載)
幼児の立位重心動揺および立位姿勢に及ぼす草履着用の影響
草履着用の園児は、裸足保育に比べ、足裏設置面積が現象し、COP軌跡長も減少。立位姿勢に注目すると、背筋が伸びた様子が窺えます。 草履活用により立位重心動揺の減少、立位姿勢の改善がみられると推察されます。
2015年 宮口和義、出村慎一(体育測定評価研究掲載)